活動報告|キャップ式磁性アタッチメント(MACS)

第2回磁性アタッチメントインプラント学術大会

2012年に六本木ヒルズにて盛会に開催されました第1回から5年がたち、第2回の開催が期待される中、場所を東京駅すぐの丸ビルに移して2018年11月11日に第2回大会が開催されました。ITI Treatment Guide vol.9(高齢者への治療)でも多数紹介されているなど磁性アタッチメントIODが世界で注目されており、「長寿社会において、すべての歯科関係者に知っておいて頂きたいIOD」をテーマにした第2回大会は歯科医師、歯科衛生士だけでなく介護関係者なども集まり、約260名の参加者を集め盛況となりました。

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第2回磁性アタッチメントインプラント学術大会

学会要旨

長寿社会を迎えて、いかに健康寿命を延ばすかが重要な医療の課題となっており、これの鍵となるのが歯科医療で、特によく咬むことが重要であることが明らかになりつつあります。このような背景の中、取り外しがしやすく清掃性にすぐれる磁性アタッチメントを用いたIODは、患者・介護者ともにメインテナンスが行いやすく、加えて少数のインプラントで高い治療効果が得られ、経済的負担や外科的侵襲を少なくすることができます。まさに時代のニーズにこたえる治療といえるでしょう。このことを大会を通し多くの歯科関係者に知って頂き、本大会を契機に、磁性アタッチメントを用いたIODがさらに普及し、健康長寿に寄与することが期待されます。

大会長 田中譲治

総合司会 浅井澄人先生

大会長講演

「磁性アタッチメントの積極的活用法 成功のための 7 つの勘所」

田中 譲治先生

座長 大和田弘幸先生

教育講演

「磁性アタッチメントの国際標準規格(ISO13017)制定・発行」

水谷 紘先生

特別講演

「インプラントオーバーデンチャーで超高齢社会を救えるか?」

前田 芳信先生

特別講演

座長 熱田亙先生

一般講演

「可撤性インプラント上部構造で患者は満足するのか-固定性との比較から考える-」

樋口 大輔先生

「IODの長期経過症例から得られた知見について」

藤野 修先生

「インプラントオーバーデンチャーにおける正確な下顎位の診断と最終補綴への移行」

松嶋 典彦先生

「咬合崩壊症例におけるマグネットオーバーデンチャー活用に関する臨床報告」

坂田 輝之先生

「無歯顎症例においてコストを抑えたインプラント治療の幾つかの設計について」

水口 稔之先生

一般講演

座長 星野和正先生 岩本麻也先生

シンポジウム

「インプラントオーバーデンチャーの臨床~ロケーターとマグネットの比較~」

小坪 義博先生

「補綴難症例に対するインプラントオーバーデンチャーの臨床」

鈴木 恭典先生

「臨床研究から考えるインプラントオーバーデンチャー」

金澤 学先生

「IARPDにおける磁性アタッチメントのデザイン」

亀田 行雄先生

シンポジウム

座長 田中譲治

総合ディスカッション

小坪 義博先生、鈴木 恭典先生、金澤 学先生、亀田 行雄先生

総合ディスカッション

第1回磁性アタッチメントインプラント学術大会

2012年11月23日に第1回磁性アタッチメントインプラント学術大会がアカデミーヒルズ(六本木ヒルズ内)にて盛大に行なわれました。

メインテーマは「健康長寿につながるインプラントバーデンチャー」でした。200席の会場が満席となり、参加者からは活発な質疑応答が繰り返しありました。

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学会要旨

世界でも類をみないスピードで高齢化の進んでいる日本において、QOLの向上、健康長寿につながると考えられる磁性アタッチメントによるインプラントオーバーデンチャーが注目されております。そして、長寿社会日本においてこそ、少数のインプラントで高い効果のある治療として、その適切な利用法を確立し、世界へ発信していくことが期待されます。その願いを叶えるため、このたび第 1 回磁性アタッチメントインプラント学術大会が開催される運びとなりました。是非とも記念すべき第1回大会に一人でも多くの方が参加され深く考え追求して頂ければ幸いです。

大会長 田中譲治

特別講演

「2012 磁性アタッチメントのこれまでとこれから」

水谷 紘先生

課題講演

「インプラントオーバーデンチャー維持装置の比較」

小坪義博先生

「上顎のインプラントオーバーデンチャーにおけるアタッチメントの有効性-文献考察および症例検討を行って-」

大和田弘幸先生

大会長講演

「インプラント適応症を広げる 「インプラント適応症を広げる 磁性アタッチメント~積極的活用法~」

田中譲治先生

一般講演

「当院におけるオーバーデンチャーの在り  「当院におけるオーバーデンチャーの在り方~マグネットオーバーデンチャー再考~」 方~マグネットオーバーデンチャー再考~」

坂田輝之先生

「卒後 3 年目の歯科医師がシンプルかつ易しい治療計画をたて、全顎治療をした一例~磁性アタッチメントインプラントの有用性~」 性アタッチメントインプラントの有用性~」

高島浩二先生

「上顎オーバーデンチャーの 14 年の経過-インプラントと天然歯が混在する歯列-」

高田尚美先生

「上顎無歯顎に磁性アタッチメントインプラントで対応した 2 症例を経験して」

滝口昌親先生

「上顎総義歯患者のインプラントオーバーデンチャーにおける磁性アタッチメントデンチャーにおける磁性アタッチメントの有効性について」

永澤義安先生

「インプラント支台にマグネットを使用した症例の経過を検討する」

野本秀材先生

「重度歯周炎に対し IOD を用いて機能回復をおこなった 症例」

藤野修先生

「傾斜埋入された上顎インプラントに対し試作した、カスタム磁性アタッチメントの経過報告

藤本真存先生

「無歯顎インプラント補綴における暫間マグネットデンチャーの活用例」

松嶋典彦先生

「インプラントオーバーデンチャーにおける経年的な発展性を考慮した設計」

水口稔之先生

総合討論

・磁性アタッチメントインプラントオーバーデンチャーの有用性と留意点

・長寿社会への新しい提案 固定性補綴からオーバーデンチャーへの設計変更必要性について

ストローマンセミナー「無歯顎症例へのアプローチ オーバーデンチャー」
平成30年3月11日(日)13:30~17:30
ストローマン・ジャパン株式会社東京セミナールーム

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マグフィットMIP講習会
平成30年3月25日(日)10:00~16:30名古屋
平成30年7月8日(日)10:00~16:30福岡
平成30年9月2日(日)10:00~16:30東京

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ストローマンデジタルソリューションコース
~TRIOS 3の活用~
平成30年4月15日(日)13:00~16:30
ストローマン・ジャパン株式会社東京セミナールーム

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